留学の予定が決まってから、すべきことが多く、
1年で本当に自分の思っている状態に到達できるのかどうか、
非常に不安なことが多くあります。


大学院生は臨床医と比べると自由な時間は多い方だとは思いますが、
その分生産性を高めて勉強するのが難しいとも言えます。

私の場合は、子どもがまだ1歳で小さく、
お風呂や寝かしつけが自分の担当であることもあって、
夜間に時間を取るのが難しいし、
いざ勉強しても集中力が切れてしまいます。

それに、日中は研究・実験に追われていますので、
とにかく時間内に終わらせて、子どものお風呂までにdutyを終わらせることで必死になっています。



そこで、特に今年に入ってからは、
生産性をいかに上げて勉強・論文執筆をするか、
をテーマに色々とtryしています。

今のところ、自分に合っていそうで、
生産性が上がりそうな方法を紹介します。






その方法は、以下の本に載っている方法を参考にさせて頂きました。



・ 題名:「時間がない」から、なんでもできる! 
  著者:吉田穂波 さん
 子ども3人を育てながら、ハーバード大学公衆衛生大学院に合格・卒業された、吉田先生の時間術




・ 題名:自分を操る超集中力
  著者:メンタリスト DaiGo さん

自分を操る超集中力
メンタリストDaiGo
かんき出版
2016-05-27



・ 題名:週40時間の自由をつくる 超時間術
  著者:メンタリスト DaiGo さん





メンタリストでおなじみのDaiGoさんの時間術、
色々とエビデンスに基づいているので面白いです。






 1) 早起き

もともと私は早起きが苦手で

いつも仕事に行く30分前に起床して、
ご飯は職場や大学に着いてから、

という生活を送っていましたが、
これだと自分の時間を全然確保出来ていないことに気づきました。

また、朝は頭がスッキリとリセットされていて
勉強した内容を吸収しやすく、論文の効率も上がりやすいと考えて、
早朝勉強を実践しています。


具体的には、


出勤時間の2時間半前に起きる(だいたい5時半ぐらい)。
・最初の15-20分で軽くご飯食べて、2時間程度を朝の勉強や論文執筆の時間に充てる。


を行っています。
ただし、最初はいきなり早起きするのが難しいので、


コツとしては


  ・数日おきに15分ずつ早く起きる
(例えば7時30分起きだったら、次の日から数日は7時15分起きにして、その後は7時起きにする)


ように体を慣らしていくようにしました(休日も関係なく実践しました)。


最終的には4時半〜5時起きにしようと思っています。




 2) 勉強時間の区切り

いざ早起きして勉強しようと意識しても、
私は全然集中力が続かないので、ぶっ通しはキツイだろうと考えました。

ですので、時間を区切ってその時間にとにかく集中!
を心がけています。

具体的には、


・30分のタイマーをセット
・その間、時計は見ずにすべきことに集中する(もちろんスマホも隠しておく)
・30分経てば、強制的に終了(残していたことがあっても、延長せずにそこで終了)
・5分のダイマーをセットし、休憩(ここでもスマホは見ない)
・再び30分のタイマーをセット
・先程と違う内容で30分集中して作業する


こんな感じで今は3 or 4セット組んで時間を充てています。

私の場合は、IELTS対策、論文執筆で6つほどの枠組みを作っています。
(スピーキング、リーディング、ライティング、リスニング、論文(臨床)、論文(基礎))


この中から、

1 英語、2 論文、3 英語、4 論文


という風に毎日セットを作って、
飽きないよう工夫はしているつもりです。


ちなみに、この方法についてですが、
自分なりのポイントとして、


30分で中途半端な状態でも、そこで強制終了する


ことが重要なポイントだと思っています。


それは、時間できちっと区切っているので、
次のタスクへの切り替えがしやすい
という印象があったからです。


前述のDaiGoさんの書籍いわく、集中力の維持は
コロンビア大学の研究で示されているとか。

まだ元論文に当たってはいませんが、
一度調べてみようと思います。



 3) スキマ時間の活用


僕は大学院生で、今は大学では研究のみしていて、
主にバイトを何ヶ所か行っています。
そのため、普段から自転車・電車やバス移動が多いです。
ちなみに、自家用車は大学院に入ってすぐに売却しましたので、
今は持っていません。


移動時間は数分〜20分程度なのですが、
その度にすることを事前に決めています。


例えば、

英語のリスニング (IELTSの過去問の復習や, BBC learning EnglishのPod castなど)

論文読み

読書

睡眠

といった形です。


論文は20分程度の移動時間がちょうどいいと思っています
(臨床系の論文であれば、それぐらいで1本の内容を読み切る)。

睡眠も15分程度のスキマ時間で行っています
(長くても30分は超えないようにしています)。

英語のリスニングや読書は、
それ以外にできた時間で補填しているような形です。


ここでも大事なことは、
スマホを触らないということだと思っています。

スマホは集中力が切れますし、
眼が疲れてしまいます。



大学では研究にほとんど時間が充てられてしまい、
あまり勉強に充てられにくいし生産性も低いので、
大学のデスクではほとんど勉強時間は作っていません。

そのかわりに、上記で何とかしています。



まとめ

論文作成や英語学習を効果的に行う為の、
時間術についてまとめてみました。

3つのポイントは

 1) 早起き
 2) 勉強時間の区切り
 3) スキマ時間の活用

です。


これらは実際に私も行っていますが、
非常に効果的であると実感しています。
 

是非、お試し下さい!