更新がご無沙汰になっています。すみません。
留学についての話は書き溜めていますのでおいおい書いていくとして、今回は
いわゆる「自炊」についての記事になります。
自炊といっても、もちろん自分でご飯を作るという話ではなく、書類や書籍をデジタルデータとして変換し保存することを指します。
つい数年前までは、自炊しようと思うと 本を接着部で裁断する必要がありましたが、最近では「裁断せずに」デジタルデータ化することができるようになったようです。
その代表機種が、この ScanSnap SV 600になります。
他にも、同様のスキャナーが販売されているようです。
このスキャナーのメリットは、なんと言っても
本を裁断せずにデジタルデータ化できる
ということです。
通常、本を上からスキャンすると本のページが歪んでしまいますが、その補正機能がソフトに含まれていることから、 その歪みを補正してくれることで最小限に抑えることが可能になっています。
ただ、これ結構高いのがデメリットで、2019/6/13時点でのAmazonの本体価格は 49,200円となっています。また、使用した感想を後述しますが、付属品としてアクリル板のブックプレッサーが必須アイテムです。
これで本を抑え込んで取らないと、ページが動いてしまったりする場合があるためです。
この両方を購入すると約65,000円で非常に高価な買い物になることから、私はレンタルして使ってみる事としました。
「ScanSnap SV600 レンタル」で検索すると色々なサイトが出てくるので、その中からレンタルショップを選んで今回レンタルして使用してみました。
(特に、ブックプレッサーを一緒にレンタルできるところが良いと思います)
まず、スキャンしたページがどんな風になるのか、(おそらく著作権が関係ないページで)(雑誌の宣伝も兼ねて)一例を示してみたいと思います。
(Bone Joint Nerve Vol.8 No.1 2018より)
結構キレイに補正されてるのではないかなと思います。
また、本の中の絵や写真のあるページも一例として示してみます。
(OS NEXUS 14 脊椎手術と合併症 トラベルシューティングより)
周辺の歪みはどうしても取り切れない部分もありますが、イラストもキレイだと思います。
ですので、個人が教科書や雑誌などをデジタルデータとして所有する上では、この解像度は全く問題ないのではないかと感じました。
ただ、当然ながらデメリットも存在します。
1) 1ページずつ、手作業でスキャンしなければならない。
毎回毎回、ブックプレッサーで抑えつつ、本の上からスキャンしなければなりません。慣れてくると早くなりますが、それでも200ページの本を1冊スキャンするのに15-20分はかかってしまいます。時間がかかるのはそれだけではありません。
2) ちゃんと本の輪郭がソフトウェアに認識されているかチェックする必要がある。
これが最もめんどくさい作業でした。ソフトウェアで自動認識してくれるようになっていますが、大体はうまくいきません。本の輪郭があっていないと、その通りに補正されませんので、歪んだままになったり、自分の手が写り込んだりします。
そして、各ページの端に色がついていたり(特に黒色)、本のサイズが小さかったりすると、全然認識できていない事が多く、手作業でこれも1ページずつ認識させる必要が出てきます。
これに要する時間は本によりますが、ほぼ全てのページをやり直す必要がある本の場合、スキャンする時間以上の時間がかかりました。
ということで以上をまとめると、裁断せずに本をデジタルデータ化する場合、
本を裁断せずにできるのが最大のメリットですが、時間がかなりかかる。
という当たり前の結論になります。笑
ですので、もし時間のある方でどうしても本を本として置いておきたい方は、ぜひ一度試してみては如何でしょうか。
特にレンタルであれば、業者によりますが月に数千円で借りることができますし、おすすめだと思います。
ちなみに私ですが、渡米にあたり できるだけデジタルデータ化したかったので、教科書や雑誌など、寝る間を惜しんで150冊近くこれでスキャンしました…(どんだけヒマやねん、というツッコミはナシでお願いします)
留学についての話は書き溜めていますのでおいおい書いていくとして、今回は
いわゆる「自炊」についての記事になります。
自炊といっても、もちろん自分でご飯を作るという話ではなく、書類や書籍をデジタルデータとして変換し保存することを指します。
つい数年前までは、自炊しようと思うと 本を接着部で裁断する必要がありましたが、最近では「裁断せずに」デジタルデータ化することができるようになったようです。
その代表機種が、この ScanSnap SV 600になります。
他にも、同様のスキャナーが販売されているようです。
このスキャナーのメリットは、なんと言っても
本を裁断せずにデジタルデータ化できる
ということです。
通常、本を上からスキャンすると本のページが歪んでしまいますが、その補正機能がソフトに含まれていることから、 その歪みを補正してくれることで最小限に抑えることが可能になっています。
ただ、これ結構高いのがデメリットで、2019/6/13時点でのAmazonの本体価格は 49,200円となっています。また、使用した感想を後述しますが、付属品としてアクリル板のブックプレッサーが必須アイテムです。
これで本を抑え込んで取らないと、ページが動いてしまったりする場合があるためです。
この両方を購入すると約65,000円で非常に高価な買い物になることから、私はレンタルして使ってみる事としました。
「ScanSnap SV600 レンタル」で検索すると色々なサイトが出てくるので、その中からレンタルショップを選んで今回レンタルして使用してみました。
(特に、ブックプレッサーを一緒にレンタルできるところが良いと思います)
まず、スキャンしたページがどんな風になるのか、(おそらく著作権が関係ないページで)(雑誌の宣伝も兼ねて)一例を示してみたいと思います。
(Bone Joint Nerve Vol.8 No.1 2018より)
結構キレイに補正されてるのではないかなと思います。
また、本の中の絵や写真のあるページも一例として示してみます。
(OS NEXUS 14 脊椎手術と合併症 トラベルシューティングより)
周辺の歪みはどうしても取り切れない部分もありますが、イラストもキレイだと思います。
ですので、個人が教科書や雑誌などをデジタルデータとして所有する上では、この解像度は全く問題ないのではないかと感じました。
ただ、当然ながらデメリットも存在します。
1) 1ページずつ、手作業でスキャンしなければならない。
毎回毎回、ブックプレッサーで抑えつつ、本の上からスキャンしなければなりません。慣れてくると早くなりますが、それでも200ページの本を1冊スキャンするのに15-20分はかかってしまいます。時間がかかるのはそれだけではありません。
2) ちゃんと本の輪郭がソフトウェアに認識されているかチェックする必要がある。
これが最もめんどくさい作業でした。ソフトウェアで自動認識してくれるようになっていますが、大体はうまくいきません。本の輪郭があっていないと、その通りに補正されませんので、歪んだままになったり、自分の手が写り込んだりします。
そして、各ページの端に色がついていたり(特に黒色)、本のサイズが小さかったりすると、全然認識できていない事が多く、手作業でこれも1ページずつ認識させる必要が出てきます。
これに要する時間は本によりますが、ほぼ全てのページをやり直す必要がある本の場合、スキャンする時間以上の時間がかかりました。
ということで以上をまとめると、裁断せずに本をデジタルデータ化する場合、
本を裁断せずにできるのが最大のメリットですが、時間がかなりかかる。
という当たり前の結論になります。笑
ですので、もし時間のある方でどうしても本を本として置いておきたい方は、ぜひ一度試してみては如何でしょうか。
特にレンタルであれば、業者によりますが月に数千円で借りることができますし、おすすめだと思います。
ちなみに私ですが、渡米にあたり できるだけデジタルデータ化したかったので、教科書や雑誌など、寝る間を惜しんで150冊近くこれでスキャンしました…(どんだけヒマやねん、というツッコミはナシでお願いします)