今回は、ちょっと珍しいテーマを考えます。それは、


歯列矯正


です。

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何言ってるんだコイツは??と
思われる方もおられると思いますが、

実は私、2年半前から歯列矯正を行っています。


そして、それが留学にも少なからず影響があるのでは
と思っています。



「なぜ私が歯列矯正を行っているのか?」


…の前に、 今回は、「歯並び」に対する考え方と、
「歯並び」が健康に与える影響について考えたいと思います。






 1. 歯並びに対する考え方


日本人は、あまり歯並びそのものに対して
意識する人は少ないと思います。

それは、日本では明確な意思表示や主張そのものが
否定的に考えられている、というところがあるからではないかと思います。


一方で、アメリカやヨーロッパ諸国では、
明確な意思表示や主張が重要で、曖昧にしていると
コミュニケーションが円滑に出来ないという特徴があります。

そういった文化的な特徴の違いもあり、 
欧米では「歯並び」は非常に重要視され、
リテラシーの高い親ほど、早期から我が子の歯並びを
矯正するという傾向があるようです。

そして、歯並びはもはやエチケットの1つで、
身だしなみや化粧などと同等に扱われている感覚もあるようです。



実際、 NZ出身の英会話の先生と話していた時に、

「肌」「歯並び」「髪の毛」

この3つのうち、ケアする順番に並べたらどうなる?

という話題になり、その先生は

歯並び > 肌 > 髪の毛

と話していました。

オーストラリアやニュージーランドでは、
紫外線の量が多く、皮膚ガンの数も多いはずですが、
そのニュージーランドの方ですら、

歯並びは最も重要なステータスの1つのようです。
(もちろん個人差はあると思います) 


また、アメリカ、フランス、ドイツ、スウェーデンなどでは

18歳以下では歯列矯正に対して保険が適応されており、
(もしくは、自己負担無料の国も存在)

その意識が表れている結果だと思います。 




 2. 「歯並び」が健康に与える影響


歯並びが悪いと、その審美的な効果以外にも、

出っ歯受け口の他に、噛み合わせの障害や
前歯が締まらないなどの問題が出てくると思います。

そして、それが原因で歯周病虫歯の原因になる場合も
あるようです。



実際に私も、
噛み合わせが深くなりすぎた結果
歯の痛みが出たり、

歯磨きがちゃんと出来てない影響で歯周ポケットが
出来てしまっていたりしたこと、と


歯並びにコンプレックスを持っていたことから、


大学院に入学したのをきっかけに歯列矯正を決意しました。







まとめ


歯列矯正の考え方と、健康に与える影響について
考えてみました。


欧米では、歯並びがエチケットの1つとして
考えられていることからも、

留学で滞在する際には、日本以上に歯並びについて
考慮する必要があるのではないか、と感じます。



自分の実力以外で、自分自身が不当に評価されない
というのはとても悲しいことですので、

歯列矯正から得られる審美的な効果と
将来的な歯周病や虫歯のリスクも全て考えれば、
私はそのメリットは大きいと考え、
歯列矯正を始めています。


もちろん、日本では自由診療 (保険外診療) になります
ので、金銭面でのデメリットは大きいですが、
それでも受ける価値は大きかったと思います。