一人前の脊椎外科医を目指して

医師12年目ぐらいの整形外科医が、一人前の整形外科医・脊椎外科医を目指すブログです。研究留学・論文・資産形成・備忘録などを載せていきたいと思います。 現在、米国spine centerへの臨床留学から帰国後、現在は某地方都市で整形外科医として勤務しています。

僕は以前から英語の語学試験としてIELTSを受験し、
その対策の勉強を行っています。


医師の語学勉強といえば、

アメリカの医師資格試験であるUSMLEや、

アメリカの大学・大学院進学にとってメジャーなTOEFL iBT

他には英検, TOEICなどがあると思いますが、


私の場合はIELTSという、

どちらかといえばマイナーな試験を受けています。




私が今の大学院に入学したのは3年前になるのですが、

その前後に、自分の目標を改めて立てることにしました。






大学を卒業し、臨床研修病院で2年間の研修を終え、

その研修期間で最も楽しかった整形外科への進路を決め、

卒後3年目に入局。



まずは大学病院で1年間研修を行い、その後、

医局の関連病院の2.5次病院で2年間、

外傷を中心に整形外科疾患を一通り経験できたのですが、


せっかく一度きりの人生なんだし、

「留学して海外の医療を経験したい」


という気持ちがその頃からありました。



留学するには、やっぱり大学とのコネが必要だし、

大学院で博士号を取るのは必要かな、と考えて、

大学院への進学を決めました。



とは言うものの、

今まで一度も海外居住歴はない
し、

大学生の頃は体育会系の部活で6年の夏まで汗を流し、

英語はほとんど片言で話せるか話せないか


という程度でした。

(もちろんMedical ESSなどには属していなかったです)



英語論文は確かに読むけど、全く自信がない

というのが 当時の私の自己分析でした。



海外の医療、と言っても、当然国によって実情は異なるし、

どこに照準を合わせるか…



真っ先にアメリカが頭の中に浮かびましたが、

臨床医としてやっていくためには、

USMLEは当然必要だし、

向こうで医師になったとしても、

まず研修医としてやらないといけない。



整形外科医は向こうでは非常に人気の科で、

その科を志望し選択するためには、

USMLEの時点で high scoreを取り、

その競争に勝つ必要があります。


…さらにはauthorityとのコネも必要。




30を過ぎた年齢で、それをするのは自分には合わない、と考え、

アメリカはやめて他国の実情について調べることにしました。



そこで私が目をつけたのがオーストラリアでした。



オーストラリアの留学事情と、IELTSとの関連については、

長くなりますので、次回記事で続きを書きます。




 

6月に入ってから、梅雨の湿度の高さと気温の上昇で、
うだるような日が続いていますね。


最近、自分の中では少し停滞期で、
勉強や論文の効率が少し落ちてきてしまっています。


少し頭の中がぐちゃぐちゃになってきているような感覚があるので、
自分はいつも手帳に
 to do というか、did and should do
を記載するようにしています。


手帳に書くことで自分の頭の中が整理され、かつ、手帳に書き出すことで他に余計なことを考えなくて済むので、 基本的ですが手帳は必須アイテムだと思います。



そこで、今の自分の現状についてふと書いてみたいと思います。






 1) 大学院:研究・論文

現状でしている基礎の実験は、これまで通り行いつつ、
論文作成を並行しています。


メインの論文(学位論文):作成、修正中。あとは英文校正と共著者の先生のチェック

サブの基礎論文: あるジャーナルに投稿済み。

臨床論文:作成、修正中。あとは英文校正 (共著者の先生のチェックはほぼ済)


研究進捗の報告会が来週にあるので、
そのためのプレゼン資料を作成中です。



 
 2)  英語資格

問題集とプレ試験を1冊(5回分)をまずは一通りこなす。

特にlisteningとwriting、speakingは対策本を着々とこなしています。

プレ試験はCambridgeが出版しているものがオススメではないでしょうか。
音声のダウンロードが少し厄介ですが、ちゃんと聞くことができました。




 
Writingとspeakingは、下記の1冊の問題集を発見し、それを解いています。

効果があるかどかは、次回のテストで明らかになりますが、
なかなか良さそうだし、英会話の私の先生も、
解答の表現が豊かでclearだと言っていたので、良いと思います。



 


 3) 奨学金・フェローシップ申請

AO Spine Japan fellowshipの締め切りが7月31日に延びましたので、
少し余裕が出来ました。

内容は一通りは作成中ですが、
あとはLoR(Letter of Recommendation)を2通作成して、
教授と主任教授にチェックしていただく予定です。


優先順位としては、学位論文の次 あたりでしょうか。






こうやって書くと、まだまだやらねばならない事が多いことに気付かされます。。。

また心機一転頑張らないといけませんね。
 

最近は資産形成の話ばかりで、
本業の論文や英語勉強に関する記事がなかったですが、
一応そちらの方もそれなりに進めています。笑


論文は原案の作成は、現在執筆している3本の論文すべてで終了していますが、
これからブラッシュアップして投稿に進める段階です (1本は投稿しました)。


その傍ら、IELTSの勉強をしつつ、6月2日にIELTS testを受験しました。


IELTS testは試験室内には
水ペットボトル、パスポート、鉛筆、消しゴム
しか持ち込みができず、少し異様な雰囲気で受験するので慣れない雰囲気でしたが、
DaiGoさん流の呼吸法で平静を保つように努力しつつ、試験に臨みました。


 (なお、IELTSテストの概要については、こちら )

DaiGoさん流の呼吸法については、この本に詳細が記載されています。


自分を操る超集中力
メンタリストDaiGo
かんき出版
2016-05-27
 
 




Speaking testは午後に、それ以外の3つのテストはぶっ通しで午前中にあります。

Speakingでのmain topicは食事についてでした。
(unusual mealについて説明するのが step 2, step 3ではJapanese traditional foodについてのdiscussionでした:備忘)



 結果は、

・ Listening 6.0
・ Reading  7.5
・ Writing 6.5
・ Speking 6.0

  Overall 6.5


ということで、少し良くなりました。
Overall 7.0 まであと0.5です。

ただ、やっぱりlisteningspeakingがまだ良くないので、特にここを伸ばす必要があると実感しました。
Readingは少し自信があったのですが、ここまで伸びたのはいい意味で予想外でした。

この2ヶ月くらい、通勤やスキマ時間で単語の勉強をしたのが活きたと思います。
特に、TOEFL用の少し難しい単語帳で、文脈で意味を捉える教材が良かったのでは、と感じています。


これで完璧!TOEFLテスト続基本ボキャブラリー2000語
仲本 浩喜
角川SSコミュニケーションズ
2009-03-01



この2冊はオススメです。
あとはlisteningとspeakingを伸ばせるよう、日々勉強したいと思います。
特に、listeningはBBC global news podcastを毎日聴いていて、だいぶ理解できるようになってきたので、そのトレーニングを続けたいと思います。



前回記事の続きです。


これまで上げたことの他に私が資産を増やす為に行っていることとしては、



 1. ポイント還元率の高いクレジットカード払い
 2. ふるさと納税



が挙げられます。






 1. ポイント還元率の高いクレジットカード払い

今はいろいろな会社から多くのクレジットカードが出ているので、どれを使うか非常に迷うところだと思います。
私も実際に作るときは悩みました。

Amazonやヨドバシなどのポイント還元のあるカードから、ANAやJALなどのマイルを貯めるカードまで様々です。
ただ、私自身がカードを作る時に 重要視したのは、

ポイントが現金還元か

あるいは

使いやすいポイントか

ということです。


例えば マイル だと飛行機に乗るときには便利だし、お得なのですが、
僕自身その飛行機に乗る機会がそれほど多くないので、
その分あまり利益を得られないように思いました。

(ちなみに、僕はブラックカードとかゴールドカードには全く興味がありません。ゴールドカードは日整会でもらえるカードだけです。笑)


そういった点から今メインで使用しているのはジャックスのREXカードです。

僕がカードを作った際には1.75%の高還元率で、
しかもポイントがそのまま現金還元されるということで非常に重宝していました。

ただ、年が経つにつれて還元率が悪くなり、今は1.25%でそれほど良くなくなってしまいました。

それでも、REXカードに匹敵する還元率で、かつ現金還元のあるカードが他にないので、今もこのカードをメインで使っています。

あと、サブで使用しているのは楽天カードです。

持っている方も多いと思いますが、

楽天で使用するとポイントが多くつく
楽天ポイントは商品の購入だけでなく、ふるさと納税の支払い、さらには投資にも使える!

ということで、この2枚のカードを使っています。


ちなみに、交通系ICカードも、クレジットカードでチャージすることが出来ますので、
カードで支払えばポイントが還元されることになります。


クレジットカードはもちろん盗難、スキミングなどには十分な注意が必要にはなりますが、
使い方によってはお得になるのではないでしょうか。






 2. ふるさと納税


これはされている先生方がほとんどなんだろうと思いますが、僕も大学院に入る前ぐらいから本格的にはじめました。

ふるさと納税は上限額があるので注意が必要ですが、かなり大きな節税となるので、やっておいて損はない、というか必ず行うべき制度です (実質2,000円で行うことが可能です)。
参考サイト )


私の場合、 ふるさと納税をしながら、さらにポイントなどをお得に貯めることを考えています。

特に、楽天ふるさと納税がオススメです。

ふるさと納税でありながら、楽天でのショッピングと同様に楽天ポイントが付与されるので、納税してポイントを貯めて使えるという、何か良くわからないけどお得感が満載の制度だと思います。笑


さらに、今楽天でちょうど開催しているような「スーパーセール」や、
月に1回開催される「 お買い物マラソン」のタイミングでまとめてふるさと納税をすると、

その市町村ごとにポイントアップされていくので、非常にお得です (例えば5市町村に納税を行った場合、ポイント付与が5倍になります)。

 
返礼品については、 昨年4月から総務省の通達で、返礼品の還元額が5割→3割程度まで減少させるような変更があったため、すごく割の良い返礼品は少なくなったように感じますが、それでもお得な制度であることには変わりないと思います。

タダで税金払うよりはいいかと。笑


そこで、今楽天ふるさと納税でオススメの商品について見てみたいと思います。
我が家では、米・牛肉・豚肉は、ほぼふるさと納税で賄っています。

その一例として、


 ・ PREMIUM PORK 尾鈴豚 (宮崎県都農町)

 ・ 大万吉豚セット (宮崎県都城市)

 ・ 都城産宮崎牛ウデ・モモ切り落とし (宮崎県都城市)

 ・ 飛騨牛 A5 焼肉用 400g (岐阜県神戸町)
 
 ・ タワラ印厳選米 5kg × 3 セット (大阪府泉佐野市)(今なら増量中)【祝3周年】「PREMIUM PORK尾鈴豚★誕生祭」【ふるさと納税】PREMIUM PORK尾鈴豚


この紹介したものはよく申し込んでいます。

ただし、冷凍庫がいっぱいになってしまうので、その点は注意が必要ですが。
 


 

前回の3つの記事
自己資産を増やすために(1), (2) では、

いかにして出費を減らすか

について見ていきましたが、今回からは

・収入を増やす

ことについて見ていきたいと思います。

 




「収入を増やす」と聞いて簡単に思いつくこととしては、

バイトを増やす

という選択肢がまずありますが、これは他のブログの先生方も書かれているように、 まず行うべきことではないと思います。


理由としては、

・ アルバイト代のうち半分は税金として持って行かれること
・ 自分の大切な時間を切り売りしている
・ 思考停止してしまう

などが挙げられます。( 整形外科医のブログ様 より)


ただ、留学前でまとまったお金が必要で 、期間限定 であればいいと思いますし、
実際にこの記事を書きながら、現在進行系で私は寝当直をしています…笑

 
もちろん、将来的には株や不動産などの不労所得で安定した収入を得られれば、それに越したこともないでしょうし、実際にそのメリット・過程を示して頂いている医療系ブログも最近では多くなってきていると思います。


しかし、 若手医師にとっては、やはりまだまだ医師としての実戦経験が少ないし、症例から学ぶ時間を確保すること、さらに論文を書く時間なども非常に重要で、
若い時期から資産形成に没頭しすぎることは良くないと、個人的には思います。
 

そういったことをふまえて、収入を増やすことで自分が行っていることは(大したことはありませんが)、下記のことを行っています。


 1. 家で使わなくなった(読まなくなった)衣類、書籍などの売却
 2. 医療系サイトのポイント獲得
(3. ポイント還元率の高いクレジットカードの使用)


これらについて、ひとつずつ見ていきたいと思います。






1.  家で使わなくなった(読まなくなった)衣類、書籍などの売却


これは2つの効果があると思います。

1つ目は、当然ながら収入の獲得です。
しかも、洋服や生活用品などの不用品を売却しているので、基本的には課税の対象にはなりません。

2つ目は、節約の意識が得られることです。
特に留学を控えていると、その効果は抜群で、クローゼットの中の衣類はずいぶん減ったように感じています。

ただ、男性の衣類はあまり売れないので、傷んだものは衣類回収として無料で回収してもらっています。


あと、書籍の売却についてですが、 私はAmazonマーケットプレイスを利用しています。

小口販売だと、おおよそで手元に販売額の70-80%程度は残るので、意外といいです。
それに天下のAmazonですから、閲覧数が多いので結構売れます。

 
ただ、書籍を売るのをためらう方もおおいんじゃないでしょうか?
かくいう私も、それまでは本を売ることにかなり抵抗を感じていました。

そうは言えど ずっと本を置くにも本棚はいっぱいになるし、ただでさえ子どものものが多くなってくるのに、置き場がだんだんなくなってくる。

そこで、断腸の思いで 売ってみることにしてみました。

私の中では、

「売って、もし必要ならまた買えばイイや(その場合は電子書籍で)」

と割り切って売ることにしています。


ちなみに今までで、もう一度買い直した本は一冊だけありましたが、それ以外は特に苦労していませんので、意外と大丈夫なようです。笑






2. 医療系サイトのポイント獲得


私が登録している医療系サイトは、m3.com、ケアネット、PLAMED、エスマックス などです。


医療系サイトの登録は、個人情報の漏洩の可能性という最大の問題はありますが、

Web講演会やサイト閲覧
アンケートの回答

でAmazonや楽天などで使えるポイントに還元できます。

うまく活用すれば 20,000円/月 以上 のポイントは得られると思います。

実際に僕もそれぐらいはコンスタントにゲットしています。


これは意外と、というか かなり 大きい資産になると思っています。

ちなみに我が家では、子どものおもちゃ、飲料水、生活用品などAmazonで購入する商品は、ほぼすべてポイントで賄っています。
ポイントである以上、今の法律上は税金もかかりませんので、かなりお得ではないでしょうか?


長くなりましたので、続きは次回。 



 

前回記事の続きになります。



3. 書籍の購入は安く(マーケットプレイスなどを活用)


医学専門書は概して非常に高価で、特に若い時期は購入する必要のある書籍も多く、書籍代に多く取られてしまうこともあるかと思います。

僕は新書にはこだわらないので、安く購入するためにAmazonマーケットプレイスを利用しています。

そこまで安くない場合もあると思いますので、そのときは民間医局書店(多く購入すると最大12% off)を利用するときもあります。

5,000円以上で10% off、30,000円以上の購入で12% offになります。
 

ただ、AmazonではAmazon studentを利用すると書籍は10%分のポイントが還元されますので、それも活用されると良いと思います。



もう1つは電子書籍の利用です。
書籍に比べれば電子書籍は値段が安く設定されていることが多いです。

僕は医学書以外にも、歴史や経済などの分野の本を月 1-2 冊は読んでいます。
ですので、その場合は電子書籍が安い場合はそちらを利用しています。





4. 外食の回数を減らす


当然ながら食費は検討すべき出費の1つです。

特に外食は、医師の場合、いわゆる「イイ店」で食事をしたり、手術が遅くなったりして疲れると「居酒屋」で食べてから帰ったりと、無駄な食費でお金がかさんでしまうことがあると思います。

私の家族の場合、子どもが小さいので「くら寿司」や「ガスト」「はなまるうどん」などのファミリー向けの外食店はよく利用させてもらっています。

ただ、これ以外の高価なお店での外食は本当に控えるようになりました。

また、急な予定で居酒屋に行くこともまずありません。


ただ、ココを抑えすぎてストレスが溜まるのも精神衛生上よくないので、
2ヶ月に1回くらいは良いレストランを予約して妻の育児を労ったり、自分の疲れをリセット
しています。





5. 普段着はユニクロ、GU、Global workなどのファストファッションをフル活用


研修医の頃までは、服はブランドものが好きだったのですが、ココ数年は格安のブランドを多用するようになりました。
ファストファッションと行っても、最近はユニクロやGUでも品質が数年前と比べると格段に良くなってきており、またデザインも以前と比べると本当にオシャレになってきています。


私の場合、こう言うのもなんですが、妻がオシャレで、センスがあるので、
もっぱらそれに従うことが多いです。笑

ただ、なかなか自分でも勉強するのが難しいですし、そういった際は、下の本がオススメです。

私も実際に買って勉強しました。









この2冊は特に勉強になりました。
 
(前者を先に読まれてから、後者を読まれることをオススメします) 






6. 飲み会にはほとんど参加せず


大学医局の強制イベントには参加しますが、それ以外はほとんど参加していません。

特に結婚して子どもが出来てからは、飲み会に行く時間・お金があれば家族と過ごす時間を優先するようになりました。

もちろん、やりすぎて上司に嫌われないようにする必要はありますが、嫌われたとしても、プライベートは家族を大事にしたいですし、そこを飲みに来いと強制されるようなら、医局を辞めてもいいとすらと思っています。


話はそれてしまいましたが、それが時間・お金を作ることにもつながると思います。




他にも出費を抑制する方法はいろいろとしていますが、主にしていることはこれらの6つになります。

他にも実践されている方がおられれば、是非コメントを頂ければ嬉しいです。
よろしくおねがいします。



次回からは、 収入を増やす方法・節税の対策(ふるさと納税)などについて書いていきたいと思います。 
 


 

最近はドクターのブロクでも、資産形成や投資などについて
話題になることが多くなっていると思います。

僕も3年前に大学院に入学した際から、
今後の資産や人生設計についてより真剣に考えるようになりました。



僕は留学を視野に入れているので、
留学しない先生と比べると明らかに資金が多く必要になります。


また、私の生い立ちとしてお世辞にも裕福とは言えず、
(大学時代、授業料免除を受けていたぐらいです)
家族からの援助もまず期待できない状況です。


その僕が, この卒後10年弱で(特に大学院に入学してから)
資産形成のために行ってきたことをみていきたいと思います。





まず大前提として、


貯蓄(資産) = 収入 - 支出


なわけですが、貯蓄を増やそうと思うと、考え方としては


収入を上げるか
支出を減らすか


の2つの考え方があると思います。

最終的には安定した収入を得ることが目標ではありますが、
やはり支出を抑えることが最も取り組みやすく、かつ重要だと思います。



特に医師の場合、他職種と比べると高収入のため、
所得税率が高くなり、また学会や教科書などの出費も多い為、
贅沢な暮らしをしているとお金はどんどんなくなる
一方です。


それだけでなく、生活水準が高くなってしまい、
その感覚に麻痺してしまうと、自分でも浪費していることに気付きにくくなる
ということで、とても厄介です。



大学院に入学後、僕が実際に行った出費抑制策は、主に



 
1. 車を売却
 2. 生命保険、携帯電話代(MVNO)の見直し
 3. 書籍の購入は安く(マーケットプレイスなど活用)
 4. 外食の回数を減らす
 5. 普段着はユニクロ、GU、Global workなどのファストブランドをフル活用する
 6. 飲み会にはほとんど参加しない



になります。それぞれ見ていきたいと思います。






1. 車を売却


大学院に入学した際に引っ越ししたのですが、
私の住むエリアでの駐車場代は20,000円/月以上でした。

このエリアでは公共交通機関が比較的発達しており、
引っ越しの際に駅近でバス停も近くにあるところを
選んだことからもあって、思い切って売却しました。


売却して3年が経ち、家族が1人増えましたが、
今のところ車がなくても十分に生活できています。
(車が必要な場合は、カーシェアやレンタカーを利用しています)



ちなみに、カーシェアはタイムズが便利です。

学生であれば月々の基本使用料が無料で使用できる
ので、特に大学院生はオススメです。

 


2. 生命保険、携帯電話代(MVNO)の見直し


ここに意外と余計なお金を払っていることに気付きました。

携帯は、最初は大手キャリアと契約をしていましたが、
携帯電話の切り替え(2年契約のちょうど切れ目)に来たときに、
新しいsimフリーiPhoneを購入して MVNO を契約しました。

また、余計な契約(音楽サイトなど)も
よくよく調べるとあったので、全て解除しました。


生命保険は難しいところもありますが、最低限のもののみの契約で、
月々の金額を抑えることを優先しています。



3.以降は 次の記事に載せていきます。


5月に入ってから非常に忙しく、


特に基礎の学位論文の執筆、
もう1つの基礎論文の執筆、
さらにIELTSの勉強、
来週からの日本整形外科学会で発表するポスター(しかも2演題分)作成


と体がいくつあっても足りなさそうなエクストリームモードで日々過ごしております。


演題を2つも出すんじゃなかった、と少し後悔しています。。。



ところで、その中で来年から留学しようと思ってる病院から、
application form, CV(履歴書)などを送信するように
求められていたのですが、現在留学中の先生から


今のところ(応募者が)6人もいる


と教えて頂きました…



これは競争になりそうなヤバイ予感です。


その留学先の施設では、教授の先生が3名おり、
それぞれに1-2名のvisitor research fellowがつく
ことになりそうですので、
それを考えると、おそらくselectionが発生するのではないか、
と危惧しています…


現在留学中の先生からは、
応募書類を早めに出したほうが良い!
と助言頂きましたので、

2週間ほどで作成し、先日提出しました。


CVを本格的に作成したり、
Personal Statement(志望動機)を英文で作ることも
初めての経験だったので色々と戸惑ったこともありましたが、
僕の場合は


英文作成 → 英文校正 → 知り合いのネイティブ (英会話で毎週お世話になっている先生)にチェックしてもらい、再度校正 → 提出


という形でブラッシュアップしていきました。


英語と違って、CVやPSは日本人の先生(上司)に
チェックしてもらっても、あまりブラッシュアップはされない
のではないか、と思い、ネイティブに見てもらったところ、
かなり良い助言をいただきました。

細かな英語表現は、やはり我々日本人には限界があります。


特に、

・ 英文の校正や文章の論理性 (IELTS writing task 2に似ていると思います)
・ 自分のアピールポイントを上手く英語で表現できているか (特に、少しカッコいい表現を使うのがミソだそうです)

を重点的に見てもらいました。
(そこが1番大事なポイントで、最も重要視すべきところだそうです)


あとは電話でのインタビューを受けてselectionされるようですが、
うまくresearch coordinatorにアピールできるように頑張りたいと思います。


と同時に、論文・ポスター作成、IELTS勉強もせねば…


あ、AO Spine fellowshipの締切も6月末なので、それも作らないといけませんね…


貧乏ヒマなし、とはよく言ったものです。


まもなく日本脊椎脊髄病学会(JSSR)が開催されます。

今年(2018年)は、4月12日〜4月14日まで神戸で開催されます。
 

私は幸運にも、大学院に入学する前からほぼ毎年
発表する機会を与えていただいており、
今年も口演での機会をいただきました。


学会は、どうしても非日常で楽しむような感覚が
強くなってしまうのですが、その楽しみ方というのを
少し考えてみたいと思います。





1) バリバリ演題を聞いて、質問・勉強する

これが出来れば1番いいと思うのですが、
正直なところ、そこまで集中力も持たないですし、
あとは大学院生で診療から少し遠ざかっているのもあって、
日常診療に照らし合わせてイメージするのが少し難しいと感じています。


普段の診療に直結できるからこそ
clinical questionも良いものが浮かんでくると思うので、
自分にとってはこのやり方は
あまり生産性が高くないようです。



2) 英語の発表を聞いてリスニングの勉強

去年のJSSRでやってみた方法です。

3つぐらいの招待講演を聞くと、
英語耳になっていくのか、最後の方は聴けたような気分になれます。
(あくまで気分の問題なので、実際にちゃんと理解して
頭の中に入ってきているのかどうかはアヤシイところです…笑)


今年もトライしてみる予定です。

(なお、今年は1日目のランチョンセミナーで、
日本人のご高名な先生方も英語で発表されるそうなので、
それも非常に楽しみにしています)



3) 普段会えない先生方と飲みに行く

去年のJSSRで初めて他大学の先生方との会食の機会を頂きました。
他の先生方の話を聞くと、
今まで井の中の蛙だったのかと知らされたり、
自分の持っていない発想力を持っておられたりする先生方も居て、
とってもimpressiveだったのを覚えています。

今年は予定があって参加できないのですが、
今後は是非とも参加し、そういった縁をつなげていきたいと思っています。


また、このブログでも同じような方々と繋がれたら、
という気持ちがあって当ブログを始めたというのもあります。笑




4) ホテルに引きこもって論文作成や勉強

最終手段としてはアリかなと思います。笑

あまりにtaskが多すぎてこなせない時期には、
集中できる環境でこなすのは必殺技として
とっておくのも悪くなさそうです。

ただ、学会に参加する本来の目的がどっかにいってしまっている
気がしますので、あくまで必殺技として置いておいた方が
いいかなと思っています。



5) うちうちの先生方や同僚と飲みに行く

実はコレ、好きではありません。

今後記事にしようと思いますが、
私は普段の飲み会が嫌いです。

理由は、お金や時間に対して
得るものが少ないと感じているから。


批判されるのを覚悟で書きますが、
仕事で尊敬したい先生(メンター)や、
普段話す機会の少ない高名な先生がおられる場には
積極的に参加して、積極的に近くに座ろうとしますが、

そうじゃない飲み会には普段からほとんど参加していません。


その時間とお金があれば、
子どもとお風呂に入りたいし、家族の時間を大事にしたい。

学会であればもっと生産性の高いと思われる、
他大学の先生方と交流を持ちたい。

そういう気持ちが大学院生になってから、
とても強くなりました。


他にも思いつく楽しみ方があれば追記していこうと思います。

ともあれ、明日から学会、とても楽しみです。

 
 

留学の予定が決まってから、すべきことが多く、
1年で本当に自分の思っている状態に到達できるのかどうか、
非常に不安なことが多くあります。


大学院生は臨床医と比べると自由な時間は多い方だとは思いますが、
その分生産性を高めて勉強するのが難しいとも言えます。

私の場合は、子どもがまだ1歳で小さく、
お風呂や寝かしつけが自分の担当であることもあって、
夜間に時間を取るのが難しいし、
いざ勉強しても集中力が切れてしまいます。

それに、日中は研究・実験に追われていますので、
とにかく時間内に終わらせて、子どものお風呂までにdutyを終わらせることで必死になっています。



そこで、特に今年に入ってからは、
生産性をいかに上げて勉強・論文執筆をするか、
をテーマに色々とtryしています。

今のところ、自分に合っていそうで、
生産性が上がりそうな方法を紹介します。






その方法は、以下の本に載っている方法を参考にさせて頂きました。



・ 題名:「時間がない」から、なんでもできる! 
  著者:吉田穂波 さん
 子ども3人を育てながら、ハーバード大学公衆衛生大学院に合格・卒業された、吉田先生の時間術




・ 題名:自分を操る超集中力
  著者:メンタリスト DaiGo さん

自分を操る超集中力
メンタリストDaiGo
かんき出版
2016-05-27



・ 題名:週40時間の自由をつくる 超時間術
  著者:メンタリスト DaiGo さん





メンタリストでおなじみのDaiGoさんの時間術、
色々とエビデンスに基づいているので面白いです。






 1) 早起き

もともと私は早起きが苦手で

いつも仕事に行く30分前に起床して、
ご飯は職場や大学に着いてから、

という生活を送っていましたが、
これだと自分の時間を全然確保出来ていないことに気づきました。

また、朝は頭がスッキリとリセットされていて
勉強した内容を吸収しやすく、論文の効率も上がりやすいと考えて、
早朝勉強を実践しています。


具体的には、


出勤時間の2時間半前に起きる(だいたい5時半ぐらい)。
・最初の15-20分で軽くご飯食べて、2時間程度を朝の勉強や論文執筆の時間に充てる。


を行っています。
ただし、最初はいきなり早起きするのが難しいので、


コツとしては


  ・数日おきに15分ずつ早く起きる
(例えば7時30分起きだったら、次の日から数日は7時15分起きにして、その後は7時起きにする)


ように体を慣らしていくようにしました(休日も関係なく実践しました)。


最終的には4時半〜5時起きにしようと思っています。




 2) 勉強時間の区切り

いざ早起きして勉強しようと意識しても、
私は全然集中力が続かないので、ぶっ通しはキツイだろうと考えました。

ですので、時間を区切ってその時間にとにかく集中!
を心がけています。

具体的には、


・30分のタイマーをセット
・その間、時計は見ずにすべきことに集中する(もちろんスマホも隠しておく)
・30分経てば、強制的に終了(残していたことがあっても、延長せずにそこで終了)
・5分のダイマーをセットし、休憩(ここでもスマホは見ない)
・再び30分のタイマーをセット
・先程と違う内容で30分集中して作業する


こんな感じで今は3 or 4セット組んで時間を充てています。

私の場合は、IELTS対策、論文執筆で6つほどの枠組みを作っています。
(スピーキング、リーディング、ライティング、リスニング、論文(臨床)、論文(基礎))


この中から、

1 英語、2 論文、3 英語、4 論文


という風に毎日セットを作って、
飽きないよう工夫はしているつもりです。


ちなみに、この方法についてですが、
自分なりのポイントとして、


30分で中途半端な状態でも、そこで強制終了する


ことが重要なポイントだと思っています。


それは、時間できちっと区切っているので、
次のタスクへの切り替えがしやすい
という印象があったからです。


前述のDaiGoさんの書籍いわく、集中力の維持は
コロンビア大学の研究で示されているとか。

まだ元論文に当たってはいませんが、
一度調べてみようと思います。



 3) スキマ時間の活用


僕は大学院生で、今は大学では研究のみしていて、
主にバイトを何ヶ所か行っています。
そのため、普段から自転車・電車やバス移動が多いです。
ちなみに、自家用車は大学院に入ってすぐに売却しましたので、
今は持っていません。


移動時間は数分〜20分程度なのですが、
その度にすることを事前に決めています。


例えば、

英語のリスニング (IELTSの過去問の復習や, BBC learning EnglishのPod castなど)

論文読み

読書

睡眠

といった形です。


論文は20分程度の移動時間がちょうどいいと思っています
(臨床系の論文であれば、それぐらいで1本の内容を読み切る)。

睡眠も15分程度のスキマ時間で行っています
(長くても30分は超えないようにしています)。

英語のリスニングや読書は、
それ以外にできた時間で補填しているような形です。


ここでも大事なことは、
スマホを触らないということだと思っています。

スマホは集中力が切れますし、
眼が疲れてしまいます。



大学では研究にほとんど時間が充てられてしまい、
あまり勉強に充てられにくいし生産性も低いので、
大学のデスクではほとんど勉強時間は作っていません。

そのかわりに、上記で何とかしています。



まとめ

論文作成や英語学習を効果的に行う為の、
時間術についてまとめてみました。

3つのポイントは

 1) 早起き
 2) 勉強時間の区切り
 3) スキマ時間の活用

です。


これらは実際に私も行っていますが、
非常に効果的であると実感しています。
 

是非、お試し下さい!
 

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